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2013年01月13日

「からだの不思議」雑学事典

「からだの不思議」雑学事典
気になることが一気に解決する106項
知的雑学倶楽部/著
三笠書房

2010年7月二十日  発行
2012年11月  点訳


学校も3連休です。久しぶりに本を読みました。

106項あるなかから私が興味を抱いたものをメモしてみましょう。


第1巻

「加齢臭」って何の臭い?消す方法は?

 臭いの原因は「ノネナール」という成分。

 これは皮脂に含まれる脂肪酸が酸化してできたものだ。

 中高年になると分泌量が増加するため、ノネナールも増加して、「親父臭く」なるわけだ。

 加齢臭は衣類に付着する。

 中高年男性のスーツや枕の臭いが気になるのはそのため。

 加齢臭を減少させるには、朝1分シャワーを浴びるといい。

 特別な石鹸を使うわけではなく、胸と背中に30秒ずつお湯を浴びるだけ。

 これだけで加齢臭の元である皮脂を落とす事ができるのだ。

 冬場は、お湯で濡らしたタオルで胸と背中を30秒ずつ軽くぬぐうだけでOK。


第2巻

 「よく寝る人」ほど記憶力がいい!?

 人間の記憶には3種類ある。

 先ず、ワーキングメモリー。

 これは数秒で忘れてしまう記憶のこと。

 そして、数分からもう少し長い間記憶に残るのが短期記憶。

 最後は長期記憶。

 よって、勉強するなら6時間かける1日勉強するより、1時間かける六日勉強するほうが効果的なのだ。


 歳をとると何故耳が遠くなるの?

 身体の各部位は使えば疲れを感じる。

 実は、極普通の生活をしても、毎日耳は疲弊しており、聴力が低下しているのだ。

 それは耳の中にある有毛細胞という毛が疲れてしまうことを意味する。

 耳の疲労を回復させるためにも、寝るときは音楽やラジオを消して、耳を休ませることが大切だ。

  8時間休ませると、有毛細胞の疲れは取れると言われている。

 そして、1度損傷した有毛細胞は元に戻ることはない。

 耳の疲れ以外に、ストレスも有毛細胞の機能を低下させることが有ると言う。

 ストレスが原因の場合、高い音ではなく低い音の聞こえが悪くなってしまう。


第3巻

 「怪我をしたら絆創膏」は間違いだった!?

 一番大きな間違いは「ぐじゅぐじゅ」(浸滲液)を拭きとって乾かしてしまうこと。

 実はこの浸滲液、怪我を修復してくれる液体なのだ。

 怪我をしたときは、傷を綺麗に水洗いして(傷が深ければ消毒液をつけ)、浸滲液を逃さないタイプの絆創膏を張るのがベスト。



 「下痢止めの薬」は、呑んではいけない!

 下痢は体内に入ってきた毒を出そうとする防御作用。

 辛くても体内の毒素を取り除いて欲しい。

 その際、体内の水分が不足し、脱水症状を起しやすいので、まめに水分を取ることも忘れてはならない。




 以上、私の防備メモ代わりに幾つかメモしました。

 私も高齢者になり、加齢臭が気になります。衣類に染み付くのは実感しています。

 寄宿舎では朝1分シャワーを浴びることも困難です。

 今は冬で寒く、お湯で濡らしたタオルで胸と背中を拭うことも湯がないので困難です。



 学校の聴力検査ではじめて低い音が聴こえにくいことがわかりました。この本によればストレス、つまりイヤホンでパソコンの音を聴いて耳を酷使したからでしょう。

 見えない変わりに音を聞きますので耳を酷使しています。

 やはり点字をマスターして耳を休ませることも大事なようです。



 下痢になっても「下痢止めの薬」は、呑んではいけないのですね。

 体内に入ってきた毒を出そうとする防御作用だとすれば愛犬の下痢も止めてはいけないのかもしれない。

  


Posted by 熊さん at 05:35Comments(0)

2013年01月01日

元国立がんセンター医師が実証!末期ガンを消した!

元国立がんセンター医師が実証!末期ガンを消した!「超低分子フコイダン」
安藤 由朗 (監修)
史輝出版

2003年6月二十日  発行
2012年12月15日  点訳

 安藤由朗さんは1964年生まれの元国立九州がんセンター医師です。

 この類の本は何冊か読みました。

 しかし、3カスタマーレビュー5つ星のうち 1.7とは低いですね。

 でも、先ずは読んでみましょう。


 モズクやコンブ、ワカメなどの海藻特有のヌメリ成分「フコイダン」を分子量500以下に分会すると癌細胞を自滅させる作用が発現するというものですね。

 26人の治癒例を読んでみましょう。


第1巻

第1部
 証言--末期癌でも治せたのは「超低分子フコイダン「!!

 ここでは完治した症例を挙げています。

 肺癌(71歳、65歳)、舌癌(55歳)、喉頭癌(67歳)、胃癌(65歳、69歳)、食道癌(62歳)、肝臓癌(42歳、51歳)、大腸癌(67歳)、乳癌(32歳)、子宮頸癌(46歳)ですね。

 やはり還暦を過ぎた人が多いようですね。

 もずくを食べてもフコイダンは消化されないので効果はないそうです。

 腸管で吸収されるに必要な低分子に分会する必要があるようです。

 そのメカニズムは、まず癌細胞を正常細胞に戻し細胞の寿命が来ると死滅するというものです。


第2巻
続き

 卵巣癌(52歳)、卵巣のう腫(43歳)、前立腺癌(82歳)、膀胱癌(56歳)、脳腫瘍(52歳)、悪性リンパ腫(46歳)、白血病(28歳)、糖尿病合併症(52歳)、糖尿病(46歳)、腎不全(48歳)、肝硬変(45歳)、高脂血症(42歳)、高血圧(42歳)、慢性関節リウマチ(53歳)、気管支喘息(62歳)、アトピー性皮膚炎(18歳)の例が挙げられています。


第3巻

第2部
 「超低分子フコイダン」、衝撃の抗癌力

 癌細胞のアポトーシス理論ではなくて、癌細胞を正常な細胞へ戻す理論。

 正常な細胞なら寿命が来ると死滅する。

 従ってみかけは癌細胞のアポトーシスのようになる。

┌------------------------------┐
まとめ---良質フコイダンの条件

1.トンガ王国産のもずく。

2.分子量500以下で液状。

3.アミノ酸バランスが良いこと。




 以上読みましたが、何か癌細胞に有効な糖鎖があるのかもしれませんね。

 あるいは糖鎖とアミノ酸や低分子ペプチドとの相互作用かもしれませんね。

 Webを見ていると、反対意見もあるようです。例えば、以下:

 「最近話題になっている低分子フコイダンは、吸収率の良さが強調されていますが、硫酸基がバラバラになることで、動物実験ではアポトーシスが大変弱い状態になっています。高分子の方が免疫受容体への作用として効果が高いと考えられます。」

 しかし、編者はアポトーシス作用ではなくて正常化作用と述べていますので、どのような糖鎖がどのような効果を示すのか研究の余地があるように、私は思います。

 分子量500以下の多糖類なら特定化にそんなに時間はかからないと思うからです。

 私も勤務時代に菌の産生する多糖類を分会して抗癌作用を研究したことがあるからです。

 溺れる者は藁をも掴む。

 試してみる価値はあるかもしれませんね。





  


Posted by 熊さん at 00:47Comments(2)