さぽろぐ

健康・ダイエット  |札幌市中央区

ログインヘルプ


2012年12月22日

心晴れやかに生きる

PHP 2012年12月号(通巻775号)
PHP研究所

2012年11月九日  発行
2012年12月  点訳

----------
 終業式が昨日終わり、やっと冬休みになりました。

 明日から長期旅行に出かけます。その前にPHPのメモをupしておきたいと思います。


特集 心晴れやかに生きる
   気持ちの整え方


インタビュー    ピンチの先には新しい人生--あかいひでかず(俳優・タレント)

 赤井英和さんは、1959年生まれの俳優・タレントです。

 28歳のとき、リング上で倒れて意識不明のまま病院に運び込まれ、急性硬膜下血集と脳挫傷で手術しても生存率はわずか20%だったそうです。

 ボクシング選手生命を絶たれて俳優への道が開けたのですね。

 人生には自分の努力ではどうしようもないことがあります。

 どうしようもないことは、悩もうと悩むまいと結果は同じです。

 それなら、一旦「しゃーないな」と割り切り、スパッと気持ちを切り替えてみるのも一つの手ではないでしょうか。



失うものは何もない     おおはしみほ

 大橋未歩さんは、1978年生まれのテレビ東京のアナウンサーです。

 「じんせいは1どきり」。

「大橋さん、かんでしまってもいいのよ、伝われば」

 人が羨む仕事や生き方を望むのではなく、「自分にとって本当に大事なことは何か」と自問し、自分なりの発想の転換や柔軟な考えをもつことが、人生を晴れの方向に持って行く、そんな気がするのです。

 悩み事を紙に書いてみる

 周囲からは苦境の中にいると見えた私が、どう仕事と向き合っているのかをプロデューサーは見ていてくれました。

 人生は孤独などではない、苦しい時間の後には、幸せな出来事が待っているものだと、あのときの経験がいつも私を勇気付け、感謝の気持ちを抱かせてくれます。



生きる軸を定める     あきかわてつや

  明川哲也さんは、1962年生まれの作家、詩人、道化師です。

 シンプルに整理する

 「何故、お前は自分の一番好きなことを忘れてしまったのか?」

 自分なりの道を歩く



「今出来ること」に挑戦する     さのあみ

 佐野有美さんは1990年生まれの詩人、随筆家です。

 生まれつき両腕と右足がない先天性四肢欠損症で生まれたのですね。

 私と同じ身体障害者ですね。

 佐野有美 オフィシャルブログ 「笑顔は最高のおしゃれ」があるようです。

 彼女は、先天性四肢欠損症で、短い左足とその先に3本の指があるだけなんですね。

 母親の特訓で日常生活はできるようになったのですね。

 高校ではチアリーダーになったのですね。

 顧問の先生の言葉:「今後、あみにハ手モ足も生えてこない!自分が出来ることを探しなさい!」

 講演会を始めた頃は、私なんかの話でいいのか迷ったり、緊張で頭が真っ白になって涙したこともあります。

 でも私だからこそ経験できたこと、感じることがある。

 その体験を語ることこそ、天から担った役割なのだと--。

 「今出来ること」を続けるべきだと思い、周りの方に助けていただきながら、ようやく「いいお話を聞かせていただきました」と言っていただけるようになりました。

 プロデューサーから「音楽は心だ!」と、激を飛ばされ、はっとしました。

 今では、歌を聴いてくださった方に「勇気をもらった」と言っていただける。

 ハンディはマイナスじゃない。

 私でも誰かの役に立てる存在なのだと幸せを感じています。


自分を俯瞰する     のざわたくお

野澤卓央さんは1977年生まれの講演家、事業家です。

 気持ちや心が整った状態とはどんな状態だと思いますか?

 私はハイテンションでもろーてんしょんでもない状態、水面に波の立っていない鏡のような状態がそれだと思っています。

 「君より少し歳を取った頃かな、事業に失敗し、人の家を転々としながら働いたことがあった。

 地元に残してきた家族に仕送りするためにも追い出されるわけにはいかない。

 だから、常に場の雰囲気を読んでいつでも必要とされる立場に居なければいけなかった。

 それはとても難しい事だった。

 その頃の私は、自分で自分を24時間見張っていた。

 お酒を飲んでいても、どんなときでも、もう一人の自分で自分を見張り続けた。

 7年経ったある日、不思議なことが起きた。

 今まで自分を客観的に見ていたもう一人の自分と、行動している自分が一つになった。

 これは言葉に出来ない不思議な感覚でそれ以来、どんなときでも客観的でいられるようになった。

 自分が怒っていることが自分で見えれば、怒りが怒りを呼んで気持ちが炎上することはない。

 また、相手が何故怒っているのかも客観的に見ることができ、他人の感情にも左右されなくなる。」



〈専門か解説〉  〈昨日〉を振り返る     しもぞのそうた

 下園壮太さんは1959年生まれのメンタルレスキューインストラクターです。

 心の強さは、日々の鍛錬の積み重ねで身につけることができると言います。

 変えられることを変えていけばよいのだ。

 昨日を振り返り、良かったことを三つ、悪かったことを一つ、その改善点(学んだこと)を一つあげるだけという簡単なエクササイズだ。

 習慣にして毎日続ける。

 寝る前とか、日記に書くのもいいだろう。



特別企画   食事で健康になろう!     まくうちひでお

 幕内秀夫さんは1953年生まれの管理栄養士です。

1.御飯をきちんと食べる

2.発酵食品を常食とする

3.カタカナ主食の常食は止めよう

4.液体でカロリーを摂らない
5.砂糖,油脂の採りすぎに注意

6.副食は季節の野菜を中心に

7.動物性食品は魚介類を中心に

8.未精製の御飯を食べる

9.出来る限り,安全な食品を選ぶ

10.ゆっくりと、よく噛んで食べる



生きる(354話)
「まだ左腕がありますから」
(第44回PHP賞受賞作)     ごとうじゅん(公務員58歳)

 作者は左耳が突発性難聴になったのですね。

 彼は電車で右腕のない青年に会った。

 その青年が前に立った老婆に席を譲った。

 老婆は言った「あんたさんこそ、不自由なお身体でしょ」。

 青年は答えた「なんの不自由なものですか、まだ左腕がありますから」

 彼の6歳の子供が言った「父さんの耳が聞こえなくなっても手話があるから大丈夫」。妻と話したのだろう。



明日への思い
「隠居」の心--中村メイコ

 中村メイコさんは1934年生まれの女優です。

 遺言は生きているうちに

 自分が死んだ後に何を残すのか。

 子供たちに何を残してやれるのか。

 それは、きっと形あるものではないと思う。

 自分はこういう風に生きてきた。

 美しくまっすぐな人生を歩いてきた。

 そういう誇りを残していくことこそが、親の勤めではないかと思います。



 以上、ふと心にひっかかるセンテンスを抽出してみました。

 苦しい時間の後には、幸せな出来事が待っている。私はこれを信じて今勉学に励んでいます。

 「何故、お前は自分の一番好きなことを忘れてしまったのか?」。私は卒業後にはこれを柱の1つにして充実した人生設計をしています。

 佐野有美さんの「私でも誰かの役に立てる存在なのだと幸せを感じています。」とのように著作と講演を私もいつの日かしたいと内心思っています。

 今は「変えられることを変えていけばよいのだ」との思い出前進しています。

 私は失明しましたが、他の身体機能は健全です。

 自分にできることで社会に貢献したいと思い、今勉学に励んでいます。

 身体障害者でも社会のお荷物ではなく、ちゃんと役に立つ存在でありたいと切望しています。




あなたにおススメの記事


Posted by 熊さん at 22:26│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
心晴れやかに生きる
    コメント(0)