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2015年05月09日

うつ病で半年間寝たきりだった僕が、PC一台で世界を自由に飛び回るようになった話

うつ病で半年間寝たきりだった僕が、PC一台で世界を自由に飛び回るようになった話
坂口 裕樹【著】
朝日新聞出版


2014年4月30日  発行
2015年3月21日 テキストデイジー版製作


 こういう人生もあるのだと知りました。

 以下断片的に抜粋してみました。


 それまで僕は、 国際協力活動を行なうNGO (非政府組織)のスタッフとして働くかたわら、 小説を書き、 バンドでベースを弾く生活を送っていた。

 就労不能であると医師から診断され・・・。

 「うつのときは釣りをするといいよ」


 僕は大阪の繁華街を歩きながら、 どうしたらいいかわからず途方に暮れていた。

 「駄目だな。 それじゃあ何も見つからない。 どんなことでもいいから社会と繋がっておくことが大事なんさ。」

 自分の能力から仕事を探すのではなく、 自分が理想とするライフスタイルをまず思い描く。 そして、そのライフスタイルが叶えられる仕事を逆算して考える、という仕事の選び方だ。

 自分のすべてのエネルギーを、「携帯サイトを作る」ことだけに投入することを決め、それ以外の選択肢はすべて切り捨てることにした。

月に四万七〇〇〇円は固定費として消えてしまう。
食費は一日五〇〇円で、月一万五〇〇〇円。
それに、 ウェブビジネスで最低限必要なドメイン代やサーバー代、 突然の出費などを考えて、 月八万円と計算した。


 とにかく僕は、 言われたことをやり、 時間があるかぎりサイトを作り続けることにした。

 あいりんに来てから約三ヶ月が経った十一月末、 僕の月収は三万円になっていた。

 その努力が実ったのか、 僕は正月を超えてから急に報酬が上がるようになり、月十万、 十五万円と報酬が膨れ上がっていった。

  報酬が上がっているサイトは、不思議なことに、すべて街で拾ってきたキーワードや悩みが元になったサイトだった。

 二月には月収が二十万円を超え・・・・。



 二〇一二年、七月二十五日。
 僕は関西国際空港で、 タイ・バンコク行きフライトの、 搭乗手続きをしていた。

 そのとき、僕は二十五歳。
世界を飛び回りながら仕事をする生活を、まずは五年間、三十歳まで続けるつもりだった。

 タイ、 ベトナム、 ラオス、 フランス、 スペイン、 ポルトガル、 イタリア。

 これまで七ヶ国、計九都市に滞在してきた。

 今は携帯サイトの作成は止め、PCサイト、スマートフォンサイト、ウェブマガジン、ニュースサイトといった、「収益を上げるウェブサイトの構築」を広く手がけている。

 以上読み終えて若者の多様な生き方の一つを垣間見た感じです。



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Posted by 熊さん at 11:28│Comments(0)
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