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2015年05月12日

脳はどこまでコントロールできるか?

脳はどこまでコントロールできるか?
中野 信子 (著)
KKベストセラーズ


2014年8月28日  発行
2015年5月8日  点訳


 興味深く読みました。

 少しメモしておきます。


第1巻

 妄想が現実を変えてしまうのです。

 成功者は妄想するのです。
  
 マクドナルドの創業者、ディズニー、幼いころから妄想していました。


 自分を大切に扱うことが成功につながる。他人からも大切に扱われるからです。

 例えばウォリスとエドワード8世のように。

 鏡を観て訓練しましょう。


 「ワレマの理論」。きれいにすれば落書きも減りゴミを捨てる人もいなくなります。


 脳の報酬系が快感を生じるのです。

 例えば「認められたい」というような社会的報酬が行動に駆り立てます。



 成功者は形から自分を変える。「なりきり」の効果ですね。


 人間の脳には「ミラー ニューロン」があるそうです。tvのcmに応用されています。

 「もらい泣き」もそうだそうです。 イメージが脳にコピーされるのですね。


 肥満は現代の生活様式、座っている時間が長くなったことと関係しているようです。

 食事制限は基礎代謝を低下(45%)させて肥満をもたらします。必要栄養成分も摂取できません。脳も痩せます。


 長生きするには小太り(bmi25~30)


 セロトニン、脳関門、ビタミン、炭水化物、トリプトファン、これらの関係はこの本を読んでください。


 ゲシュタルト知覚。私たちは観たいものを観ている。


第2巻

 実力がある人より確信がある人がリーダーになる。

 ミルグラムの実験とアッシュの実験は興味があります。つられてしまうのですね。


 繰り返し言葉を浴びせてその他人の自尊心を破壊すると・・・恐ろしいことですが現実に退社させたりdvで応用されているのですね。


 確かに日常生活でもここに書かれているクラスター錯覚が多くありますね。
   

 確かに500万分の1の当選確率の宝くじを買うのは「ヒューリスティック仮説思考かもしれません。


 小悪魔的キャバクラ嬢は「認知的不協和」テクニックを使っているのですね。企業も社員に応用しているようです。


 高学歴などによるハロー効果で相手を過大評価しないように気をつけないといけませんね。特に美人に対して。


 関連してゲイン効果は結婚詐欺に応用されているようです。

 例えば、通商「木嶋佳苗事件」という結婚詐欺事件ですね。

Webによると「ていた木嶋佳苗被告(37)に対し、さいたま地裁は13日、死刑を言い渡した。」


 小児効果を狙ったラベリング効果を応用すれば相手から親切にされることも期待できそうですね。

 嘘も100回言うと真実になるという心理効果とウィンザー効果。 佐賀銀行倒産デマ事件は怖いですね。


 プラシーボ効果・ノーシーボ効果を見れば脳がだまされやすいことがわかります。


第3巻

 抑えようとするほどあがってしまうなどの意思とは反対の結果がでる「エミール クーエの法則」は意思より妄想が勝つから。妄想を抑えてはいけません。

 バーナム効果は占いに応用されているそうですが、これから私の仕事にもクライアントに対して応用できそうです。


 ドーパミンを運ぶA10神経を含んだ異側前脳側?という神経線維の束が快感神経なんですね。


 恋のときめきの源となるドーパミン分泌が老化とともに減っていくのは私には悲しいことですが。


 女性は男性の2~3倍うつになるそうです。脳が生理的に異なるからです。セロトニンが関与。

 甘い物と肉を食べたり運動したり温泉に行くなどしましょう。セロトニンはヤル気に変えてくれます。


 ドーパミン受容体、特にDRD4には私も興味がわきました。


 前頭葉は20歳ころまで発達し、アクセルが先で後からブレーキが成長するようです。

 側頭葉は16歳まで発達などと、若いころは重要な時期だとわかりますね。


 セロトニントランスポーターの数は遺伝的に決まっているそうです。

 それよりも遺伝子のオン・オフの発言が重要です。


  歳を重ねても脳細胞、海馬なども発達することがわかってきたようです。


 実際に運動しなくてもイメージトレーニングで脳(運動野)が同様に変化することがわかりました。

 だとすれば私はプールで水泳しなくてもイメトレで現状をキープできそうです。


 以上読み終えてよい刺激をもらいました。

 私もこの分野に興味を持つようになりました。




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Posted by 熊さん at 16:11│Comments(0)
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