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2015年05月13日

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
坪田 信貴 (著)
株式会社KADOKAWA


2013年12月27日  発行
2014年5月3日  デイジー化


 この「ビリギャル」が映画化されたと聞きました。

 以前読んでいましたが肝臓文を書くべく再度読み直して感動を覚えています。

 私も盲学校で3年間勉強し今年3月国家試験に合格しました。

 世の受験生にぜひ読んでいただきたいと思います。

 以下、少しメモ的に抜粋してみます。



 ダメな人間なんていないんです。

 ただ、 ダメな指導者がいるだけなんです。


 当時(高校2年の夏)の彼女の学校の成績は、端的に言うと学年ビリ。 偏差値は30以下。

 僕は彼女の当時の学力を「小学4年生」と判断していました。

 そうして彼女は週に3回ほど、・・・塾に通って来るようになりました。

 僕は、初対面の時に、この生徒の良いところはなんだろう、と必ず5つは探すことを習慣づけています。 そして中でも一番良いところを、・・・言葉に出してほめていきます。

そんな彼女は、中学英語の復習を11日間で終えるがんばりをみせます。


 本番半年前にして、模試の慶應大学合格判定が「E」―絶望的、・・・。


 「わからなかったら、答えを見ればいい。で、答えを覚えるんじゃなくて、なんでそうなるのかを考えて解説を見るんだ。 それで、理解したら、その問題が本当に解けるか、実際に解いてみよう。

 「答えを見てから、解けってこと?」

まずはプールに入るんだよ。で、ビート板使って、バタ足すりゃー進むでしょ? そういうこと」 理論はその後。


 入試の時期から逆算して、過去問を徹底(てってい)的にやる時間が1カ月は必要となります。

すぐわかる問題が6割、わからない内容が4割のテキストをやるわけです。

いかにその場の勉強を「楽しい」と思わせるかが大事なんですね。


 授業中のノートの取り方は、コーネル式ノートをお勧めします。

 ①Cues(帰宅後)、②Notes(授業中)、③Summary(週末や1週間後)という3つのパートに分けるコーネル式ノートはこの本を参照してください。


 昔、私が行った何度も書いて記憶する暗記法は間違いと著者は書いています。

 「ホールド法」と「ステップ法」が適しているようです。詳細はこの本を読んでください。


 論文は、次のように1週間に1本のペースで行う。
① テーマになっている文章の要約
② それを踏まえての自分の意見(とその根拠)
③ 前段落に対して想定される反論(自分が後で反論しやすいものでOK)
④ その③に対する反論
⑤ 自説の優位性を示す
⑥ 結論


 やっぱり歴史は、暗記ではなく、ドラマやマンガで覚えるのが一番なんです。


採点しながら家庭の悩みを聞く。

 ストレスや悩み解消法として「日記を書くこと」、その人の良いところを10個書くなど。


 模試の偏差値も、総合で60を超えるようになってきたのが高校3年の12月のことです。

 最後の1カ月という時期には、もう徹底して①過去問演習、②弱点補強 ―ひたすらこれを実践してもらいました。


 関西学院、明治大学に合格!

 慶應受験では先生のくれた冷たい缶コーヒーを飲んでお腹がめちゃくちゃくだってしまったのです。

それで文学部は失敗。でも、総合政策学部に合格。

 本人、家族、友人、関係者、もちろん塾の喜びはこの本を読んでください。


 目標に向かって頑張る姿は美しく人を感動させるものですね。


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Posted by 熊さん at 09:52│Comments(0)
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